許されぬ恋ふと聞いてみた他愛もない質問 彼は何も言わず車に乗った ・・・そんなのわかってるだろ 彼は無愛想に答えた ・・・そうだね 彼にも妻子がいる ・・・そう 私たちの関係は許されない恋 でも、抑えられない気持ち 互いに時間があわずなかなか会えない日々 ふと気づくと 夫と顔をあわせているにも関わらず 彼のことを考えている 逢えるときも ドライブ→ホテルの密室コース それでもよかった 彼と一緒にすごす時間が 唯一の憩いの時間 ・・・ねぇ ・・・私たちこれからどうする? ・・・どうするも何もないだろ ・・・じゃあずっと不倫のまま? ・・・他に選択肢がないじゃないか ・・・そうだね 夫と巧くいってないこともあり 彼と一緒になりたかった 誰にも相談できない恋の悩み 逢えない日は1人泣いて夜を明かすこともある 苦しい日常 許されるはずのない恋 許されるはずのない行為 手を差し伸べてくれる人はいない 自分でなんとかしなければならない辛さ ・・・もう、終わりにしようか そんな矢先の彼のコトバが 私に重く突き刺さる ・・・・・・どうして? ・・このままダラダラ続けてもしょうがないだろ ・・・そっか 彼と別れてからの日常 何もなかったように夫といることに罪悪感を感じた 私は彼に愛されていたのだろうか それともやっぱりアソビだったのか 考えれば考えるほど悪いことが頭に浮かぶ 気づいたときには手首から血が流れていた ・・・綺麗 水に浮かぶ真紅の色と 頭に浮かぶ混沌とした色 ・・私の名を呼ぶ懐かしい声 開けた世界にいたのは夫 ・・何であんなことしたんだよ ・・お前がいなくなったら俺はどうなるんだよ はじめて見た夫の涙 いつも家にいなくて 感じたことのなかった夫からの愛 溢れる涙 私にはもったいないぐらいの 夫の愛・・・ ジャンル別一覧
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